倒壊シュミレーションwallstat

【倒壊シュミレーションWALL STATを簡潔に説明すると

建てる前に揺らして住み続けられる耐震性能を確認することができます。】

 

2階建てプランの回覧承認が廻ってきていますが大空間のリビングに2階部分が載っている、構造的に危惧されます。

熊本地震までは耐震等級3をクリアさえすればよいと判断し特別に注意を払っていませんでした。巷の被災報告では耐震等級2以上の物件数は少ないのですが被害は少なかったという情報、その後の報告ではそれらの物件で建替えがすすんでいるということでした。

wallstatという倒壊シュミレーションに出会って熊本地震の強さは建築基準法の想定よりはるかに超えていて、耐震等級3でも危険な結果が時々発生しています。

通常地震力の元になる各階荷重は今までのデーターに基づく概算荷重でシュミレーションしていましたが今回は厳格に確認する意味でいつもの逆の順番で許容応力度計算をまず行い、その結果による荷重を採用して倒壊シュミレーションを行います。

結果は次回報告します。

 

May 18 , 2020 , 19:34 PM

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