長期優良申請許可がおりたお客様からの要望
吹き抜けの化粧梁をなくしたい
許容応力度計算結果では胴差を耐風梁対策でokとなる。
次は倒壊シュミュレーションwallstatで検討
ここで問題になるのが地震波を基準法の極稀地震波(250年に一度の大地震)で入力するか
ここ熊本なので熊本地震波、しかも前震、本震の連動地震波を入力するか
熊本地震波は巨大すぎるのでお客様に余計な不安をあおりはしないか心配。
両方計算して判断することにしましょう
ますは吹き抜け梁無しで。
左は熊本地震本震単独、右は前震本震連動
想定よりダメージが少なくて一安心
ただ連動とあまり差がない、研修でもお尋ねしたがバグかもしれません。(計算は問題無しとの回答)
明日は梁ありでトライ
京都まで倒壊シュミュレーションソフトwallstatの研修に参加してきました。
中川先生には先日の回答のお礼の言葉かけさして頂きましたが、本当にやさしい方でなんでも質問ができそうです。
今回研修の主要な点
1、3棟以上の同時倒壊シュミュレーションはgui機能。
2、小屋組構面は倒壊にはあまり影響がないようである。但し重量は重要
3、屋根をかけて見せたいならシーデクセマ変換が必要である。
4、一般社団法人 耐震性能見えるか協会が発足、wallstatマスター登録制度ができた。
5、福井コンピューターアーキのデーターをwallstatにもっていくことができる。
6、詳細マニュアルの配布
7、耐震等級3でも実情に応じた雑壁、サイデイング、モルタル等を入力しないとダメージ大(余力をみる)
8、熊本地震クラスでは高層ビルも危ない、それほど熊本地震は巨大
質問した内容→回答
1、熊本地震の前震のダメージを受けたあとの本震被害への引継ぎが一部しか引き継がれない。
→最初は不思議にそうにされていたがその後、最大変位が記録されていて
揺れ戻し効果で元に近い状態に戻っているのでは、但し計算結果に問題なし、ただ一種のバグで修正しようがないとの回答
5月に東京でwallstatマスター登録制度の研修が始まるのでぜひ参加したい。
今回京都大学のキャンパスプラザでありましたが二回目の京都大学
東大と並び日本の大学の雄ですが受験時代から40数年経過、ちょっと考えるものがありました。
京都の町屋は格子を多用していますがいつみても雰囲気があり、これが新築ビルにルーバー等で採用され
その後新築住宅にもデザインポイントとして普及しているのでは。
土、日曜日、完成見学会にご来場頂きありがとうございました。
お手伝いするつもりでしが、
上記の講演会に出席させてもらいました。
いろんな講演会に出席してきましたが日本の、いや世界の頭脳であるお二人によるため最も印象にのこる、考えさせられたものとなり、感激しました。
応募者多数で参加者数も限定されたので、世界同時放映があったと閉会の挨拶でありyoutubeで再度見られるるといおまけつきです。
小さなお子様がおられる保護者の方にお知らせです、先生たちの話しも感銘うけましたが私たちの隣りに祖父祖母両親、小学生二人の6人全員が3時間半の講演会の話をメモされていました。特に小学生二人は退屈するでなくまたメモが見えましたがびっしり書かれていて驚きです。
間違いなくメモをとる習慣が全員ついていて、しかも子供にも引き継がれています。家庭環境の重要さがわかります。
また、最新の研究では遺伝子の影響より家庭環境、食生活に影響が大きいのではという実験結果ででているとの報告もありました。
昨日のお二人の先生の影響で先ほど数冊書籍を購入して今から読書します。
理解できるか心配ですがまずはトライすることにしましょう。
その原因がやっと判明したので報告します。
1、ソフト開発者の京都大学の中川先生にメール相談、多忙のなか返事頂きました。
熊本地震波は今までの地震波より破壊力が大きく耐力壁だけの耐震等級3での計算では倒壊する可能性大
2、対策として雑壁(腰壁、垂れ壁、内部雑壁を入力する必要がある
3、外装材も入力する必要がある
それに従い四苦八苦して入力、結果、再入力と繰り返しやっと倒壊を免れ、一部の接合部の損傷程度で済む
(このモデル近い建物は実際益城近くで同様な軽いひびが発生)
専門家調査による熊本地震の報告書でも雑壁が倒壊を防いだ旨が書かれています。
ただ倒壊を免れた建物でも相当数解体されているとのこと。
この意味するところは実際には住めないダメージを受けていると推測されます。
耐震等級3以上+制震ダンパー(揺れ20%以上減衰)+このwallstatの活用
で今後はすすめる準備を現在しています。
先日熊本の構造の大家である恩師が見えられこの話をしたところ関心をもって聞いてもらえたようです。
先日、藤島のルーツ探しで対馬に行ってきました。
昨年10月、95歳の母の誕生日のお祝いがてら姉たちと天草大矢野訪問
天草四郎メモリアルホール(道の駅の真向かい)でたまたま案内係の女性との歴史の話で
島原天草の乱で大矢野島の住民は7割ほど殺されてしまい、入植を募集していたことがわかりました。
平家の落人となり対馬に住み着き、天草大矢野で宮大工6代目という藤島敬介叔父の話と
つながったと思いました。
そこで今回の対馬行です。
上の写真は平清盛の孫にあたる安徳天皇の墓地と伝えられている丘陵のすぐ下にあります。
それにしても対馬は韓国人だらけ、ガイドさんの話では95%
工事中の現場が見られますが民宿とのこと
しかし韓国人が韓国人観光客専用に建て対馬には経済効果は少なく、住民も福岡移住が増え、戦後7万人だった人口が
今は3万を割り込んだようです。