インダストリアルなインテリアとは?
「インダストリアル」とは工業的という意味を持つ言葉。たとえば、「インダストリアルデザイン」といえば、工業的な価値やデザイン、機能性が強調されたもの。インテリアのイメージで言うと、コンクリート、アイアン、レンガ、パイプ…塗装や装飾を排除した、いわばむき出しの状態。基調となる色や雰囲気は、ダークカラーやユーズド感、武骨…といった感じ。無機質だけど、どこか味わい深く、広さも感じさせてくれるのが特徴的です。
心地よい暮らしについて考えてみよう
インダストリアルインテリアは、行き過ぎると「近寄りがたい」「冷たい」といった、居心地の悪い印象に傾いてしまいがち。心地よく暮らすために提案したいのは、北欧テイストなどシンプルでナチュラルな空間の中に上手く取り込むこと。ナチュラルな要素に重点を置いてコーディネートすることをおすすめします。
倉庫や工場のような、配管がむき出しになった天井、コンクリート壁。これらの硬質な雰囲気を和ませるために、リネンなどの天然素材の布やラグ、味わいのある木製の家具を配置して。広々としていながら、温もりあるテイストに仕上がります。
「ナチュラル×インダストリアル」を実現するヒント集
木とスチールをかけ合わせた家具を中心に配置して。ただそれだけだと、武骨感が強調されてしまいそうだけど、グリーンやレトロな雑貨がいい味を出しています。シェルフにのせる雑貨は、統一感を持たせるよりも、自分の好きなものを寄せ集めて、ディスプレイするのがおすすめ。こうした方が、時々ラインナップを変えるなど、調整が効くし、表情も動きが出て楽しいですよ。
ホームセンターで売っている合板とコンクリートブロックを組み合わせて作ったローボード。DIYも手をかけすぎないことがポイント。
ビーカーにフラスコ、実験道具を花瓶代わりにして。植物がより有機的に、生命感を増して見えてくえるのが不思議です。
お手本にしたい!「ナチュラル×インダストリアル」なインテリア![b70f55d25213c9abe97b9715ff7a53eeeb622ef1[1]](https://www.fujishima.jpn.com/blog/wp-content/uploads/b70f55d25213c9abe97b9715ff7a53eeeb622ef11-300x200.jpg)
あまり大きな家具を置きたくないワンルームマンション。目線より低い家具を上手に配置して圧迫感をカット。インダストリアルな雰囲気ある家具は、コンパクトで無駄がないのもいいですね。その分、雑貨類は我慢せず、大好きなのものを飾って。グリーンのラグやドライフラワーのおかげで、表情豊かで暖かな雰囲気に仕上がっています。
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