親鸞聖人さんすいません、御尻を向けての御奉仕作業です。 右奥に見える柱が1本数百万の
4面柾目ケヤキ柱です。
早いのもで水曜日がやってきました。
先週のつづきで、西本願寺の木材の話です。
ケヤキの60cm四方柾目柱の話をしましたが、住宅ではケヤキはあまり見かけなくなりました。
(以前は床の間の定番はケヤキでしたが、私的にはあきたというか
ちょっとという感じがしています。)
立米あたり100万以上、もちろん柾目などてに入りません。
ヒノキとケヤキの特徴の違いご存じですか。
【 ヒノキの曲げ、圧縮、硬度などの強さは、200年くらいまでの間は増大して最大30%近くも強くなり
その後に 低下して1000年余りを経てようやく新材と同じ強さになるとのこと。
一方、衝撃値は300年くらいまでの間に30%ほど低下し、その後はほとんど変化しない。
つまりヒノキは古くなるにつれて、硬く強くなるが、一方ではそ れと平行して脆く割れやすくなっていく。
法隆寺の木の強さは、創建当時とほとんど変わっていないことになる。
ケヤキは新材の時はヒノキの2倍ほどあるが、劣化の方はヒノ キより速いので、
数百年を経ないうちにヒノキよりも弱くなってしまう。
約、300年経過の時、ヒノキとケヤキの強度はほぼ同じくらいになります。】
ヒノキは土台、床材(ごくまれに和室柱)に使用しています。
以前外壁下地のラスモルタル下地のバス板には絶対使用するなと言われていましたがヒビ割れしやすいからです。
今回の御奉仕のメンバー写真です。平均年齢70?才最高齢82歳
株式会社 藤島工務店 藤島友一