琉球畳と半畳縁なし畳 ・・・藤島工務店

道木です。

最近の住宅は和室の在り方が変わってきたなと感じます。
以前は当たり前のようにどの家にも客間として和室がありましたが、
最近の家は和室がない住宅や畳コーナーといったかたちで取り入れられるようになってきました。
それと同時にリビング空間に馴染む和室の作り方を提案する必要が出てきました。

着工前の打合せをする中で、「縁のない畳にしたい」とお伺いすることがありますが、
大きく分けて「琉球畳」「半畳縁なし畳」の二種類あるのはご存じでしょうか。

 

「琉球畳」とは、七島藺(しちとうい)と呼ばれる希少なイグサを使用した畳のことで、
目が細かく見た目が繊細で綺麗なのが特徴の畳です。
耐久性も通常の井草の5~6倍の強度とも言われ、
希少な材料を使っているため非常にコストが掛かります。

 

「半畳縁なし畳」は名前の通り縁のない正方形の畳のことです。
弊社の施工例でもよく使用しているのはこちらです。
027

 

 

 

 

 

 

 

イグサを使用したものや、最近では和紙でできた商品もあり、機能性も高く、
琉球畳に比べて手の届きやすい価格帯で見た目の印象も良くなります。

 

今回はそんな半畳縁なし畳から和紙でできた畳表を紹介致します。
『DAIKEN 健やかおもて』

イグサ独特の形状から生み出される外観やクッション性、吸放湿性能などを再現するため
機械すき和紙をこより状に加工し樹脂でコーティングされた商品です。

●カビの発生とダニの増殖がごくわずかなので清潔
●撥水性があり、水滴が染み込みにくく跡が残りにくい
●イグサ表の約3倍の耐久性があり、ひっかきキズやすりキズがつきにくい
●紫外線による変色が抑えられるため、変色しにくく美しさを保つ

和紙のため、従来の緑色以外にもカラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。
最近の様々な雰囲気のリビングにも馴染むコーディネートが可能です。
同じ色を市松敷きにして、反射による見え方の違いを楽しんだり、
違う色味を組み合わせて使うこともできます。

M2IP7128

 

 

 

 

 

 

 

合志市御代志_江崎様邸027

 

 

 

 

 

 

 

リビング続きの和室や畳コーナーがある場合はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

February 20 , 2020 , 09:00 AM

コメントをどうぞ


お問い合わせ・資料請求来場予約はこちら