スキップフロア構造計算1
審査機関ではスキップフロアは審査対象外で取り扱いできないので他の審査機関で受けてくださいというところもあるようです。
それだけスキップフロアに関する構造の考え方が定かでない証拠でもあります。
構造計算のハードルが高い案件でもあります。
過去物件では梁成の段差程度は同じレベルにある水平構面として扱い可能で門題なし、最近では500mm程度の段差のため水平構面ゼロ査定しかし全体に対する面積が小さいため構造計算上はクリアできました。
現在スタッフがすすめているプランは梁成以上の段差、x方向またはy方向でゾーン分けができそうなプランならまだ見通しがたちます。
構造計算の教本である「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」に記載してあるが
このプランはxy両方向に水平構面の段差がある難解な形状をしています。
通常は全体の構造で計算、次にゾーン分けした部分で水平力に対するの検定と壁配置の検定または偏心率0.3以下の確認、さらに地震力に対する検定比が0.75以内の確認
(以前スキップフロアーの構造計算をしたことがありますが3件分したような感じです。
しかも予算があわずプラン変更で没、なんとガックリきたことか)
October 4 , 2019 , 16:33 PM