日本のモダニズム建築・熊本の高性能&デザイン住宅の事なら・・・藤島工務店
モダニズム建築とは?
まずモダニズム建築とは一体なんなのかをざっくりと。明治時代から大正時代への移行期に鉄筋コンクリート造という新技術が導入され、日本の建築は飛躍的に進歩します。時を同じくして世界各国、特に西洋を中心に、それまでの豪華絢爛な建築様式や偶像崇拝を取り入れた建築様式から解き放たれた、いわば人々の生活に根ざした現実的な空間作り、合理性・機能性を追求したデザインが建築の主流となっていきます。これがモダニズム建築の始まりです
戦後の日本建築もご多分に漏れず、モダニズム建築を主流に発展していきます。皆さんの街にも他とは一線を画すモダニズム建築物が少ないながらも現存しているはずです。東京にも代表的なモダニズム建築物が残っていますが、しかしその数は年々減るばかり。
今、貴重な日本のモダニズム建築を残そうという運動が始まっているそうです!!
昨年夏には惜しまれる声をよそに、RCによる重量感あふれた外観でモダニズム建築の歴史的作品としても名高いグランドプリンスホテル赤坂 新館(丹下健三氏 / 1982年)が、老朽化や外資系ホテルの進出による競争力低下の影響を理由に解体され、55年の歴史に幕を閉じています。
皆様にも、日本の建築遺産をどう未来へ手渡すか?」という提議に、素直に疑問・関心を持って頂ければと思います。
December 24 , 2014 , 11:49 AM