自邸設計・施工の反省、地盤編1

築30年になる自邸です。

数回にわけて設計・施工の話、とりわけ失敗の部類を考察したいと思います。

お客様の例を挙げると何かと問題ですが自邸なら少しは勘弁して貰えるでしょう。

まずは建築物の基礎となる、地盤についてです。

以前の敷地状況は手前の細長い部分は3m水深があった水路に接した畑でした。

そこに穴を掘り建築廃材の木材等の焼却もしていました。(因みに当時は火災と思われないよう配慮するだけでしかも自営業、特別問題はあるとは考えていませんでした、今は大問題ですが。

当然埋め戻し転圧は充分施工したつもりでした。

擁壁工事は構造体自体は通常の建築物の計算でokでしたがその地盤については甘く考えていました。

当然このような土地の地盤強度はある筈はなく地耐力は10から20kn(1から2トン/m2)程度でしょう

いくら転圧を十分しても表面だけ。

今回は敷地地盤と擁壁の内容ですが長くなりそうなので次回にします。

February 28 , 2023 , 09:44 AM

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