変形敷地プランのつぶやき
先日も書いたと思いますが理想の敷地は見晴らしが良くいろんな面で便利なところですが
その上で南側が公園等のスペースがあり、東西に長い土地であれば最高です。
ただ敷地が変形な場合は構造設計上一寸考えますね。
まず思いつくのは壁を斜めに配置すべきかということが頭をよぎります。
しかしすぐ打ち消すように言い訳がでてきます。
1,構造計算ソフト上、適用外扱いとなる
2,審査機関の担当者次第の構造判断になる時がある
3,施工性の難易度が高い
4,コスト高となりやすい
5,どうしてもデッドスペースができやすい
6,他の部屋との動線もうまくいきにくい
7,希望の外観スタイルに合致するか
ー--ー-
プランをまず考える上で私の基本姿勢は
省エネ、断熱性、耐震性、コスト、動線、デザイン性のため
長方形等の矩形に納まるよう居室は南面配置、短い水回り動線・収納を
試行錯誤しながらすすめます。
ただどうしてもコストがちらつき、所定の坪数に納めるため最小限のスペースに納める習慣がついて
しまっています。
追記 プランとは少し離れますが
以前は熊本は西風の通風を考えていましたが
最近の高性能住宅仕様により
夏の強烈な日差しによる高温化対策のため西側の窓は最小限、もしくは無くてもよいのでは
と思うようになりました、(トイレ窓、風呂窓にも共通?)
また冬の暖かい陽ざしを採り入れるため南面窓を大きく、
当然夏の日差し遮断の対策必要です。(外付ブランドが理想)
December 12 , 2022 , 12:46 PM