長期優良住宅申請審査機関指摘事項2

構造計算ソフト上の不具合点

1、基本910モジュールですが交点として抑えることができるポイントは1/2,1/3,1/4,1/6の設定となっています。

例:1/3とは910の三分の一、303,606,910でモジュール崩れの柱位置はこの位置に設定

なおそれとは別に所定の位置にダミー線を作成し設定は可能ですが多岐にわたり関係しているので相当な手数が必要なわりに計算結果の影響は少ない。

2、平屋建てなのに吹き抜け部分の屋根を高くするために2階建てとして構造計算する場合、2階階高は1,500程度でよいがソフト上2,100以上の設定しかできない。

外観を手動で作図修正する必要があり細かな点を指摘されると困難なところもあります。

3、スキップフロアも計算ソフトでは対応していません。教本としている「許容応力度計算書の手引き」では梁せい程度の段差は同じ水平構面にあるとの考えなのでそれで対応しています。

つづく

October 5 , 2020 , 10:31 AM

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