耐震等級3でも熊本地震クラスでは安心できない2

その原因がやっと判明したので報告します。

1、ソフト開発者の京都大学の中川先生にメール相談、多忙のなか返事頂きました。
熊本地震波は今までの地震波より破壊力が大きく耐力壁だけの耐震等級3での計算では倒壊する可能性大
2、対策として雑壁(腰壁、垂れ壁、内部雑壁を入力する必要がある
3、外装材も入力する必要がある

それに従い四苦八苦して入力、結果、再入力と繰り返しやっと倒壊を免れ、一部の接合部の損傷程度で済む
(このモデル近い建物は実際益城近くで同様な軽いひびが発生)
専門家調査による熊本地震の報告書でも雑壁が倒壊を防いだ旨が書かれています。

ただ倒壊を免れた建物でも相当数解体されているとのこと。

この意味するところは実際には住めないダメージを受けていると推測されます。

耐震等級3以上+制震ダンパー(揺れ20%以上減衰)+このwallstatの活用

で今後はすすめる準備を現在しています。

先日熊本の構造の大家である恩師が見えられこの話をしたところ関心をもって聞いてもらえたようです。

 

 

April 11 , 2019 , 15:06 PM

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