耐震等級3でも熊本地震クラスでは安心できない3
京都まで倒壊シュミュレーションソフトwallstatの研修に参加してきました。
中川先生には先日の回答のお礼の言葉かけさして頂きましたが、本当にやさしい方でなんでも質問ができそうです。
今回研修の主要な点
1、3棟以上の同時倒壊シュミュレーションはgui機能。
2、小屋組構面は倒壊にはあまり影響がないようである。但し重量は重要
3、屋根をかけて見せたいならシーデクセマ変換が必要である。
4、一般社団法人 耐震性能見えるか協会が発足、wallstatマスター登録制度ができた。
5、福井コンピューターアーキのデーターをwallstatにもっていくことができる。
6、詳細マニュアルの配布
7、耐震等級3でも実情に応じた雑壁、サイデイング、モルタル等を入力しないとダメージ大(余力をみる)
8、熊本地震クラスでは高層ビルも危ない、それほど熊本地震は巨大
質問した内容→回答
1、熊本地震の前震のダメージを受けたあとの本震被害への引継ぎが一部しか引き継がれない。
→最初は不思議にそうにされていたがその後、最大変位が記録されていて
揺れ戻し効果で元に近い状態に戻っているのでは、但し計算結果に問題なし、ただ一種のバグで修正しようがないとの回答
5月に東京でwallstatマスター登録制度の研修が始まるのでぜひ参加したい。
今回京都大学のキャンパスプラザでありましたが二回目の京都大学
東大と並び日本の大学の雄ですが受験時代から40数年経過、ちょっと考えるものがありました。
京都の町屋は格子を多用していますがいつみても雰囲気があり、これが新築ビルにルーバー等で採用され
その後新築住宅にもデザインポイントとして普及しているのでは。
April 29 , 2019 , 16:26 PM