倒壊シュミレーションwallstatのその後
先ほど吹き抜けなし2階建ての倒壊シュミレーションの結果がでました。
吹き抜けがないので制震ダンパーなしでも倒壊は免れるのではと期待していましたが
残念な結果となりました。
耐震等級3+柱引き抜き金物補強+南面外壁マグサ窓台補強の仕様です。
以前も書きましたが耐震等級3でも熊本前震本震連続地震では完全にアウトと考えざるをえない
結果が続出しています。
(すべてが東西方向に倒壊現象が現れます。よって補強もその点を考慮したものにすべきでしょう)
このシュミレーションで使用している地震波は震源地益城での観測波。
数km離れた地域での地震波の強さとは数倍違っています。
よって震源地から数km離れた地域での耐震等級3の被害は軽微となっている現実は納得できます。(このことにより熊本地震でも耐震等級3は大丈夫と勘違いしているひとがほとんど)
このような大地震を経験した藤島工務店の家づくりは
その益城連続地震に相当する地震に耐えうる、簡単な修繕で地震後も住み続けられる家づくりを目指すことは当然の結果でしょう。
熊本でもwallstatの講習会が昨秋開催され徐々に認知され実用されることでしょう。
(制震ダンパー4か所設置でokとなりました。)
February 5 , 2020 , 15:30 PM