勾配天井の小屋組

 勾配天井ありの構造計算をしていて注意喚起したが良いと思い、

以前も同様な主旨を記載しています。

地震力・風圧力は水平構面(火打構面・屋根構面・床構面)で受け、

下階の鉛直壁に流れていきますが、勾配天井では火打構面が採用できないケースが多く

どうしても屋根構面だけになりがちです。

勾配がついても鋼製火打ち採用でどうにか対応できても所定の水平耐力を

確保できているのか疑問がもたれます。

 その対策として計算上より上位のランクの火打構面を現場が採用するのも一案です。

計算上、梁せい150を現場では240の梁せいにすることです。

May 19 , 2023 , 15:31 PM

コメントをどうぞ


お問い合わせ・資料請求来場予約はこちら