水平剛性構造計算

今回もわかりにくいかもしれません。

忘れないように、また少しでも関心があるひとの参考になればと。

水平構面エラー解消が許容応力度計算において最も時間を要するひとつです。

ただ構造計算ソフトの流れに従うだけでなく本当の基本が今一つ理解できて

いないのかなあと。

ボオーとしている時もこのことが頭をよぎっていたので

あらためて、山辺豊彦著の構造本といつもの教本を再読しました。

床構面の曲げモーメント、せん断力、圧縮引張力は理解するのに
構造力学の授業が思い浮かび、なかなか苦戦ものです。

その力学とは別にプラン作成上つい忘れがちになりやすいひとつを抜粋します。

【床構面の水平剛性は品確法の仕様規定では耐力壁線の間隔を8m
また床構面の仕様により耐力壁線の間隔が制限されている。
しかし本許容応力度設計法では床等の水平構面の耐力に応じて水平構面の奥行きが
確保されていることを確認する方法を採用している。したがって直接的な壁線間隔の
制限はない。
なお、剛性の高い床であっても耐力壁線間隔は8m以下、
耐力壁で囲まれる面積は40㎡以下を目安とすると計画が立てやすい。】
丁度、あるプランのチェックが届いたところでしたが、LDKが広く耐力壁線間隔8.19m
面積が30㎡、上記に照らしてもギリギリのところでしょうか。

November 21 , 2019 , 17:03 PM

コメントをどうぞ


お問い合わせ・資料請求来場予約はこちら