お客様をもてなすこともある”リビング”と、日々の食事の場所となる”ダイニング”。生活の拠点でありながら、時にはよそゆきの顔も必要とする”リビングダイニング”は、家具をどのように配置すしまするかによって大きく変わります。目指したいのは、誰にとっても居心地の良い空間。そのために、インテリアはどのようにコーディネートすればよいのでしょうか。また、狭いお部屋でもすっきり見せるテクニックをご紹介します。
無理なく会話ができるバランス
最初にご紹介するリビングダイニングは、キッチンカウンターの前にダイニングテーブル、ソファを窓に向けて配置したレイアウトです。全員がテレビを一緒に見られるような位置関係で、ソファにいる人もこちらに顔を向ければ自然に会話ができます。
ソファと真向かいで一体感を重視
続いてのリビングダイニングは、キッチンと真向かいの位置にソファが配置されています。家族もお客様も一体となって会話ができるレイアウトです。また、小さいお子さんがリビングにいる場合も、しっかり目を配れる安心感があります。
独立型リビングで自然に目隠し
キッチンやダイニングの生活感をなるべく見せたくない場合は、ソファを使って空間を区切るレイアウトがおすすめです。リビングのスペースだけ独立した形になるので、ソファに座ったお客様からキッチンやダイニングが目に入る心配がありません。
<縦長の間取り>ダイニングを一番奥に
こちらのお部屋は、キッチンとリビングダイニングが直線に並んだ”縦長”の間取り。普通はキッチンの隣りにダイニングテーブルを置くものですが、あえて窓際の特等席をダイニングスペースにしています。食事の時間を大切にしたいなら、こんな配置にするのもおすすめです。
限られた広さでも、インテリアのレイアウトやコーディネートを工夫すれば、リビングダイニングはもっと素敵な空間に変わります。家族やお客様の目線に立って、一番居心地の良い配置を考えてみて下さいね。