屋根勾配を考える
最近のプランで緩い2寸勾配屋根としてお客様の要望スタイルに関係なく採用しているのが気になります。
屋根勾配・形状は外観上重要なポイントです。窓と屋根防水立ち上がりと干渉するからと安易な対応することなく、窓位置、形状を検討し、またパースで2種類の屋根勾配・形状をみて最終決定しましょう位の配慮は必要でしょうね。
2階プランでは南側が書斎、子供部屋配置となっています。快適な暮らし、省エネルギー住宅、夏より冬の寒さ対策が住宅では重要と考えている点からしても、お客さまからの要望といえ熟慮の上決定してもらうよう説明が必要でしょう。後悔の少ないお互いが納得のプランになるようにしたいものです。
和風モダンの要望で屋根で考慮したいこと
1,屋根勾配は切妻ガルバなら2寸勾配前後
2,軒の出は深いのが理想ですが少なくでも700㎜前後、800㎜前後は欲しいところです、ただ補強が必要になるかもしれません。
3,全体的にスッキリ、幕板破風板の巾は最小限に抑えたい
4,平面は全てのスタイルにいえますが凹凸の少ない形状
June 22 , 2021 , 09:43 AM