制震ダンパーの検討3

前回の続き

特徴があるところを考察してみます。

A1プランの2階の壁量比が1.13倍は平屋だが面積割合の小さい吹き抜けロフトがあるため計算上階高の低い2階とした特殊事情

A2、S3プランの2階壁量比が5倍を超えているのは、2階床面積は小さいが開口の少ない外壁が耐力壁に含まれるため

K1プランでY方向の低減率が-2%はプランの角に吹き抜け階段がありY方向にてその占める割合が大きいためと考えたがこのダンパー解析計算は偏心は考慮しないので再考が必要です

S1プランはXY方向共-20%揺れ低減ができていないが壁の少ない1階LDKの上に2階が載っているためと考えたがこれも再考が必要です。他のプランは倒壊シュミレーションWALLSTATで対策もしていますがこれはまだシュミレーションしていません。

制震ダンパーTRCは繰り返しの大地震に対して有効なデバイスと元熊本県立大學の大橋教授も説明されていますがプランによって解析結果が-20%削減目標達成できないケースの結論を調べる必要あります。

December 30 , 2020 , 10:28 AM

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