耐久性の高い軒先とケラバの納まり

以前も書きましたが軒先がほとんどない物件が散見されます。

意匠上のことは省きますが、建築の基本中の基本ですので、工務に限らず設計スタッフも知識必要です。

上図は軒の出がない(当然軒の出がある場合も納まりは準じます)最低限の納まり図です。

線状降水帯による豪雨、強風、それに伴い軒先まわりでの雨水の吹上、壁への侵入は容易に想像できます。今まで以上の軒廻りからの漏水対策を講じる必要があります。

箱型タイプでも可能な範囲で軒先の出を確保、広小舞、下地材あげ裏等の雨水による劣化防止策も必要でしょう。

August 31 , 2020 , 12:15 PM

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