軒の出、庇必要か
建築業界に入り40年経過、今回のタイトルは何年経過しても悩ましい問題です。
新入社員当時の役員から建物は絶対軒、庇のあるものをつくりなさい。
この言葉は強烈なメッセージとなってデザインか実用性かの判断となっています。
もちろんこの問題はスタイリッシュ、箱型タイプの場合でしょう。
自宅新築の際、モダン系コンクリート打ち放しで軒を出さない代わりに窓に庇を付ける、付けないで悩んだことを思い出しました、27年前です。
ヨーロッパでの軒の出がない建物の影響であることは間違いないでしょう。
雨量が少ないので雨漏りの心配がそれほどない。
石造建築で軒を出すことが困難
夏の日射遮断の必要性が少ない
コルビジェの影響
等々の理由が考えられます。
最近では省エネ関係で夏の日射遮断、冬の日射取得の影響は大きいですが、数値でもっと広報してもらいたいものです。
(窓の高さの1/3の軒・庇の出が上記にとって相当有利、それをデザインするのがむずかしい)
軒の出なしの新築設計物件について(ケラバも同様)
基本的には最低300mmは必要と考えます。
どうしても採用したい、またはお客様の希望が強いなら
省エネに数値でどれだけ影響するか
雨漏り防止の納まり詳細図作成して再検討必要です。
June 22 , 2020 , 21:56 PM
