水平剛性計算2&WALLSTAT

前回の水平剛性で記載しました。

「【床構面の水平剛性は品確法の仕様規定では耐力壁線の間隔を8m
また床構面の仕様により耐力壁線の間隔が制限されている。
しかし本許容応力度設計法では床等の水平構面の耐力に応じて水平構面の奥行きが
確保されていることを確認する方法を採用している。したがって直接的な壁線間隔の
制限はない。
なお、剛性の高い床であっても耐力壁線間隔は8m以下、
耐力壁で囲まれる面積は40㎡以下を目安とすると計画が立てやすい。】
丁度、あるプランのチェックが届いたところでしたが、LDKが広く耐力壁線間隔8.19m
面積が30㎡、上記に照らしてもギリギリのところでしょうか。」

吹き抜けのある耐力壁線間隔8.19mの建物を倒壊シュミレーションWALLSTATで確認すると

耐震等級3でもNGでした。

余力壁+TRC制震ダンパーで辛うじて一部損傷で済みました。

今後プラン作成の早い段階での確認の必要性を感じています。

January 15 , 2020 , 13:06 PM

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