建物の構造は構造計算で決定
木曜日二分の一担当の藤島友一です。
昨日ら構造計算のある問題でエラーがでて、あの手この手の対応が考えてもダメ、自宅に持ち帰って遅くやってもエラーの原因がわからない。
今日、午後3時ごろやっと対応策がわかり無事ok
やったぁ と久しぶりに味わう解放感
その内容ですが、骨組とはあまり関係ない垂木の曲げ応力度σ、せん断応力度τ、わわみδでNG
屋根が中庭あり、越屋根ありで、軒線、屋根基準線の区別ができていなかったのが原因でした。
先日もネタで上記の状況がありました、
本来、本体骨組と関係があまりないので、省略して進めたいのですがそれも不可能のようです。
構造計算でいつもNGがでるのが水平剛性不足です。
これは地震力がまず2階の床面、屋根面に作用して、それに耐えきる水平な剛性が必要であり、
それではじめて鉛直面の筋違、面材に伝わっていく流れとなっています。
水平剛性を高めるには、構造用合板を用いた水平構面、火打を用いた火打構面、垂木と構造用合板を用いた屋根構面の仕様をアップします。
現在建てられている注文住宅は構造計算をしていない住宅がほとんど思われます。
上記のことはほとんど無視されている状況です。
ただし、構造計算もやはり大工さんの常識を知った上での利用は言うまでもありません。
この話題は以前も書きましたよね。
October 25 , 2012 , 22:01 PM