新wallstatで検証1(極稀地震)

今まで構造的に耐震等級3クリアできるか懸念されるプランを

通常の大地震より相当大きい熊本益城前震波、連続して本地震波を入力して

、また制震ダンパーを追加して倒壊シュミレーションで安全を確認していました。

今回新バージョンで大幅に計算時間が短縮されたこともあり

見直しも含めて順序たてして報告したいと思います。

まずは建築基準法による地震力

極稀地震波によるシュミレショーン

 数百年(500年、100年とも言われています)に一度発生するかもしれない地震

 地震波加速度は300~400ガル程度

地震力と変位の結果

3Ð結果

 吹き抜け壁の挙動が激しい

最終結果の考察

wallstatでは小屋組による影響は少ないので水平梁組入力としています。

ただ今回のサンプルのように吹抜があるとどうしたものかと思い

一つ一つ束柱母屋を入力して小屋組架構をしてシュミレーションしてみました。

それで正しいのか不安はよぎりますが結果としては

今までの熊本地震より相当弱い極稀地震なので変位はわずかのようです。

1/120以下に納まっています。

 ただやはり吹抜立ち上がり壁の挙動は不安のようです。

May 30 , 2022 , 09:56 AM

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