吹抜 大空間 構造計算 熊本 藤島工務店

2階建てのリビング大空間での吹抜、しかも階段まで隣接した構造計算は相当補強が必要と思われましたが予想通り難題でした。

同上の似たプランでは2階小屋構面はほぼ間違いなく最大耐力のH10火打構面が必要となります。

問題は吹き抜け構面に火打ちを設置して火打構面を設定できればよいのですがお客様が化粧梁が見えるのも違和感があり恐らく火打ちが見えるのは納得されないのではということになり対策考えてみました。

耐震等級3の計算結果では吹抜部分が突出してそのX方向水平構面がないプランでは計算エラーというか計算できないということで上図赤斜線を屋根構面R1と火打構面H10でOKとなりました。

より安心安全な構造にするには倒壊シュミレーションWALLSTATでの検証が必要かもしれません。当然耐震等級3にさらに制震ダンパーを設置した状態でのシュミレーション検証対策です。

May 24 , 2021 , 11:12 AM

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