上図はTRC制震ダンパー計算途中の状況です。
コーディネーターさんとの打合せ3回程度でプランを決定してもらい許容応力度計算を実施→確認申請、長期優良住宅申請等はこの計算結果(耐震等級3)で進めます。→実際現場ではさらに耐震性を強化するため、TRC制震ダンパー計算、それを前述の計算に追加して最終の許容応力度計算(耐震等級3の2倍前後)を行い現場に反映しています。
プラン的に不安がある場合はさらに倒壊シュミレーションwallstatの検証を行い、弱点部分の補強措置を現場に反映しています。
なお任意の第三者検査機関による現場検査も実施してもらいケアレスミス、不具合箇所の指摘事項の是正も書面報告等で実施しています。
May 10 , 2021 , 18:30 PM
賃貸マンションの選択基準
優先度は新築住宅とはかけ離れているでしょうが
ずばり展望で選びました。
新築住宅では水回りの短い、周回できる動線
キッチンと並んだダイニングテーブルのI型配置
玄関からWCL、手洗いまたはパントリーと続く動線
脱衣とサニタリ-ルームを分けた配置
(弊社の住宅会議でも話題があがりましたが外干しは衣類にダメージを与えるから、また外観上、プライバシー上室内干しが多数なのではという意見)
リビングからの展望です。
10階建ての8階です。
ただどこにも免振ダンパーの記載がないので設置されていないのは間違いないでしょう。
弊社標準仕様としている制震ダンパー設置、木造住宅でも採用しているのに(制震ダンパーTRC)、10階もあるRC住宅なら免振ダンパーは設置してほしいものです。
まだまだ木造住宅でも制震、免振、性能等の認知度もあまり高くないので仕方ないかもしれませんね。
May 3 , 2021 , 12:17 PM