プランはまず日影・日当たりから1
宅地分譲地でまだ隣地が建っていない場合でも外観形状を想定して
日影陽当たりを検討してプラン作成するのがセオリーです。
陽当たりが厳しい冬至に等時間日影図を作成して検討します。
松尾式設計術を参照すると
1,無償で得られる日射エネルギー活用
2,隣家の影の影響が最も少ない位置に建物配置
3,最も陽当たりの良いところに滞在時間が長い部屋と大きな窓を配置
4,施主要望1階面積で南面に大きな窓配置のため東西に細長い長方形
5,凹凸の少ないプランにする、
南に凹凸があると日射取得が減るため
北に凹凸があると温度ムラができるため
6,等時間日影図のなかで価値があるのは
南面、南東面、南西面で南面は真南か20°以内
7,南面窓は断熱型Low-Eガラスで庇またはアウターシェードが必須
20°を超える場合はアウターシェードでないと日射遮蔽できない
8,東西北面の窓は一部屋0.5m2以内とし、遮熱型Low-E硝子、窓を大きくする場合は
アウターシェード設置
June 21 , 2022 , 12:23 PM