倒壊シュミレーションwallstat

プランチェックする場合、特に構造的に不安を感じるプラン

・LDKが大空間(奥行2間以上、巾2.5間以上)でその上に2階が載るプラン

がもっとも不安に感じます。

耐震等級3の許容応力度計算、制震ダンパーによる揺れ低減20%をクリアできても熊本地震の被害を考えると安心できません。

「wallstat」で建てる前に揺らして住み続けられる耐震性能を確認、又は対応措置を講ずれば安心感がより増します。

先日も構造的に不安なプランがありましたが、wallstatで確認すると2階が損傷しました。

外壁でしたので引き抜き力の対応措置を講ずれば損傷防止できるでしょう。

(耐震等級3の許容応力度計算では外壁下がり壁、外装材は耐力を無視します。wallstatは考慮しますのでその分の引き抜き力が発生して損傷に現れたと考えられます)

January 18 , 2021 , 00:08 AM

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