令和2年7月豪雨で思う事

営業のKです。

 

7月4日以降の九州南部の記録的な豪雨により、人吉、球磨、芦北など広範囲で浸水冠水や土砂崩れ等、甚大な被害が発生しました。

被災されました全ての方々及び関係者の皆様心よりお見舞い申し上げます。

 

今回の被害は、「線状降水帯」の停滞が大きな原因と言われておりますが、ここ数年毎年のように「線状降水帯」という言葉を耳にします。

南から来た暖かい湿った空気が冷たい空気の上に乗り上げることで上昇が始まり、それが拡大して積乱雲が発生します。

これが一つだけであれば短時間に厳しい雨が降る程度済みますが、上昇気流の場所が固定されると、積乱雲が抜けた後に次の積乱雲が、

それが抜けるとまた次が、という具合に続けていく。それによって、幅をもった細長い領域に雨がるり続けることになる。

これが線状降水帯のメカニズムで九州南部部の豪雨の場合も、梅雨前線に南から湿った空気が入るという、典型的なパターンだったようです。

 

 

線状降水帯1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気象庁が4日、数十年に一度の重大な災害が予想される「大雨特別警報」を出したのは午前4時50分。30分ほどの間に一気に発表の基準を超え、

命を守るための最善の行動をとることを求めるものも、明け方の発表で住民が避難行動するのが難しかったようです。

大雨特別警報は「すでに災害が発生している可能性が極めて高い状況」なので、それを待って避難しようと思うと、

手遅れになってしまいます。

やはりその前に、地元自治体から出される「避難勧告」「避難指示」の段階で、“動けるときに動く”早期の避難に勝るものはないでしょう。

まだ大丈夫が命取りになるという事を今回も改めて考えさせられました。

 

線状降水帯2

 

 

 

 

 

 

 

家や学校、職場など、自分の関わる場所のハザードマップで、どんな場所なのかを確認して、どの段階で非難するのか、

事前にきめておかないと、いざという時、動けないようにおもいます。

 

プレゼンテーション1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家は近くに2本の川があり又家の回りを用水路に囲まれており、ハザードマップで確認すると河川氾濫の浸水深の危険度が高い地区でした。

これまでの大雨では浸水は経験をしておりませんが、今後想定外のことが起こる可能性もあるということを改めて家族と話し合いました。

まだ梅雨が明けるまでしばらくかかるようなので、皆様もどうぞ用心されてください。

July 14 , 2020 , 13:00 PM

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